歴史人物をゆるーくまとめた【日本史memo】

日本史学科卒の30代が日本史、日本美術などをメモしたブログです。岩佐又兵衛が特に好き

なぜ【日本史学科】に?【日本史学科】を卒業して良かったこと、悪かったこと。(人によります)

はじめまして、東京に住む日本史、日本美術がまあまあ好きな30代です。

平日は働きながら、休日は博物館や美術館、神社などに出かけています。

最近は忙しいのと、コロナウイルスが流行っているのとで全く行けていませんが…

 

出身は愛知なのですが、愛知県と言えば、今放送中の大河ドラマ麒麟が来る」でお馴染みの土地です。

織田信長徳川家康豊臣秀吉などなど戦国時代を語るには欠かせない場所ですね。

うちの近くには桶狭間の戦い(織田信長VS今川義元)で有名な桶狭間古戦場があります。ひっそりとした公園ですが、ここには今川義元の墓があるようです。

 

 

このブログでは日本史学科卒の私が、好きな歴史人物をゆるーく、かるーくメモしていこうかなと思ってます。

 

 

まずなんで日本史学科を選んだのか、書いていきます。

 

  • 大学進学を考えていて、かつ日本史を専攻したい人。
  • 日本史が好きだけど、就職に有利なのか不安な人。

なんかに参考にしてもらえたらいいかな~。

 

あくまでも私の場合の話なので、人によりけりです。ではどうぞ↓

 

 

 

 

 

【日本史】を好きになった理由

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まず日本史を好きになった理由。それは高校生のころに遡ります。

 

高校の授業で、書道の授業がありました。先生がお手本を書いて生徒が真似るといった授業なのです。

よくある授業なのですが、先生はなんと絵のような字をお手本として生徒にだしたのです。漢字の成り立ちのような文字です。まあほとんど絵だったので、真似をするのは簡単でした。

 

しかし、私はその絵のような漢字に「なんでこんな絵が漢字の成り立ちなの?」「この絵のような字はいつの時代から使用されていたの?」と興味を抱くようになります。

 

そこで私は先生に「この字はいつの時代から使われているのですか?」と質問しました。

こんなことを聞く生徒はなかなかいなかったようで先生は驚きながらも「中国の殷の時代に使用されていたもので、青銅器に彫られてたんだよ。」と教えてくれました。

 

なるほど、この文字は中国の殷の時代で使用されていたのか。後から知ったことですがこの文字は金文とよばれる文字で、青銅器に彫られていたことから「青銅器銘文」とも呼ばれているものでした。

 

金文はこんな感じのものです↓

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殷の時代に使用されていたとされる金文

画像出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/金文

 

 

青銅器とは、こういうものです↓

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青銅器(日本)

画像出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/青銅器

 

 

この書道の授業を機に

  • 中国の殷という時代はどのような時代だったのか。
  • 青銅器とはなんなのか、なにに使うものなのか。
  • 殷の時代、日本はなにをしていたのか。

などなど気になることが増え始め、最終的にはいつから日本に漢字が伝わったのかを知りたくなるようになりました。

 

疑問に感じたことをすぐに調べても、また知りたいことが増えていく。日本の歴史を知ると興味のなかった大河ドラマなんかも好きになっていく。こんな感じで日本史が好きになっていき、日本史を学ぶため大学に進学しました。

 

 

日本史学科】に進んで良かったこと

特に私は文化や遺産などに興味があったので、そのようなコースに入学しました。

 

日本史学科に進んで良かったことはたくさんあります。好きな日本史を学べることはもちろん、大学にもよりますが

  • 考古学を専攻すれば古墳の発掘などに携われる
  • 日本美術を専攻すれば美術品に触れられる
  • 民俗学を専攻すればフィールドワークができる

などなど、コースによって日本史に関わるいろんなことを学べます。

 

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また良いこととしては、岩佐又兵衛という歴史人物を初めて知り、大好きになりました。ほとんど4年間は岩佐又兵衛を重点的に学んでいたと思います。愛すべき岩佐又兵衛はまた記事にします。

 

就職に有利なの?

ですが、問題は就職に有利なのかです。

 

ずばり私の経験では有利でもなければ不利でもなかったです。

私は歴史に全く関係のない自動車メーカーに就職しました。自動車を作る会社ですから日本史なんて全く使いません。職場仲間と日本史の話をすることもありません。

 

しかし、これは私の場合です。

大学によっては学芸員資格や教員免許などがとれますので、取得できたら博物館であったり美術館、教師になることはできるでしょう。

学芸員や教師を目指す人たちは日本史を専攻していて良かったと思えるかもしれませんね。

 

 

日本史学科】に進んで悪かったこと 

私の場合、悪かったことは特にないです。

 

強いて言うなら、時々、手に職を付けとけば良かったなーと思います。学芸員資格を持っていないので頑張って取得すれば良かったと後悔中(';')

 

 

【まとめると】

日本史学科に進んでよかったこと

 

  • 好きな時代や人物を深く知ることができた
  • 考古学や日本美術、日本史に関わるいろんなことが知れた
  • いろんな土地の歴史に興味を持つことが出来る、詳しくなれる。
  • 博物館、美術館がより一層楽しめる。
  • 人によっては研究の道に進める。
  • 資格をとると、博物館学芸員になることができる。

 

日本史学科に進んで悪かったこと

悪かったことは特にないですが…

 

  • 社会や会社で知識を使うことがない。
  • 就職に有利というわけでもない。

 

私の場合はこんな感じです。

参考になるか分かりませんが誰かの参考になれば〜( °_° )